海辺でシネマ
2014年 06月 21日
曇り気味の朝の海岸を散歩する。いつものヘッドランド近辺に見慣れないスクリーを見つけた。”WAWA Cinema”という茅ヶ崎を中心に活動している移動Cinemaのものだった。今夜、主催者の一人がNYに一年間の勉強に行くということでお別れ会がこの浜辺で開催されるようだ。彼らの活動は始めた時に見に行ったし、その後暫く活動を撮影もした。今、映画館といえばシネコンが主流で街から昔ながらの地元の映画館は消えている。しかし、その懐かしい映画館の灯火を若い力で残す活動は素晴らしい!同じような活動は知り合いが、藤沢でもシネコヤとして活動している。色々な規制に阻まれ思うような活動ができない現実もあるだろうが、そこを工夫してこういう形でやるのは興味深い。技術は発達し、ネットを通じて映画もDL出来る時代、あえて活動するのは非常に意味がある。映画館はこれからも形を変え、ハイテクを駆使して変わっていきながらも存続していくだろう。映画もそうなのだが、結局人間はつるんで行動して同じ空気の中で感動を味わうことで、生きていく上でのバランスを取っている。それが大手であろうが小規模であろうが、感動するもであれば存続していくだろう。人を楽しませる、勿論自分もワクワクして楽しめることが、きっと人に希望を与え、あすへの力になるんだと思う。ハイテクハイタッチ、80年代に言われたこの言葉は、高度に技術が発達すればするほど、これからも人間であることを確認するための作業として益々必要になってくるだろう。がんばれ若者!陰ながら応援してるよ!
by higehiro_n
| 2014-06-21 09:39
| 素敵な人に会いにゆく ポートレートと共に